第6章 経理と税金のポイント20
この章では、実際の経理実務について、詳しく説明しました。
ここで取り上げた20ポイントを押さえていただければ、
経理がまったく初めての方でも、 日々の会社の経理はできるようになります。 説明にあたっては、20ポイントについて 「経理処理のポイント」「消費税の税区分」「税務署はここをチェックする」 「節税のポイント」「こうすればもっと簡単に経理ができる」 の項目に従い、わかりやすく解説しました。

ここで取り上げた20ポイント

  @現金を支払う・受け取る
 A預金を引き出す・預け入れる B商品を売り上げる・代金を回収する
 C商品を仕入れる・代金を支払う
 D交通費や出張旅費を精算する E接待や打合せをする
 F広告や宣伝をする
 G公共料金を支払う(水道光熱費・通信費) H手数料を支払う
 I商品を得意先に配送する
 J給料の計算をする K賞与の計算をする
 L役員に報酬や賞与を支払う
 M税理士やデザイナーに報酬を支払う N税金を支払う
 O社会保険料を支払う
 P事務用品やOA消耗品、書籍などを購入する Q器具や備品、ソフトを購入する
 Rお店や事務所を借りる
 Sお金を借りる・返す
●こうすればもっと簡単に経理ができる
P151より

経理にできるだけ時間をかけたくない!
起業家のみなさんはきっとこのように考えていることでしょう。
ここでは時間をかけずに経理ができるようになるポイントを
「こうすればもっと簡単に経理ができる」として説明しました。
左のページは「@現金を支払う・受け取る」の「こうすればもっと簡単に経理ができる」の項目です。


●節税のポイント
P166より

税務署に支払う税金は少なければ少ないほど良いですね。
合法的な節税のポイントを
「節税のポイント」として説明しました。
左のページは 
「D交通費や出張旅費を精算する」の「節税のポイントです」の項目です。

●税務署はここをチェックする
P169より

税務署の調査で重点的にチェックされるところ、誤りを指摘されやすいところを
「税務署はここをチェックする」で説明しました。
これで税務署対策もOKです。
左のページは 「E接待や打合せをする」の
「税務署はここをチェックする」の項目です。

●経理処理のポイント

P18より

給与計算、賞与計算については特にページ数をさいて説明しました。

給与を支給するにあたっては源泉税や住民税、社会保険、労働保険などを天引きする必要があるので、
給与計算、賞与計算は大変複雑な仕組みになっているからです。

必要な書類、使われる難しい言葉の意味から給与明細書の作り方まで、
しっかりと説明しましたので、
ここを読んでいただければ、給与計算、賞与計算ができるようになること間違いなし!