◆インターネット通販@ 売上っていつあげる?                  〜入金ベースじゃ税務署喜ぶ
(06/12/13)
最近、インターネットを利用した商取引が格段に増えています。当事務所にも
、店舗を一切持たずネット販売に特化しているお客様が何社かいらっしゃいま
す。また、実際の店舗をメインとして別の販売ルートという位置づけで楽天や
Yahoo!などへ出店されているお客様もたくさんいらっしゃいます。

実際の店舗で行われる取引では、お客様が来店し、商品をお渡しする代わりに代金を頂戴する、というのが一般的です。インターネットを利用した取引は、お客様がまず注文をしてきます。この後に代金が決済されますが、決済手段
が何パターンか存在します。また、商品の発送もお客様によって日時を指定されたり、代引きで返品されたりなど一筋縄ではいきません。実際に店舗を構えて行う取引よりも注意して売上・仕入の計上を行う必要があります。

ネット取引は税務調査の重点事項に挙げられています。一度基本をマスター
すれば恐れることではありません。これから連載するインターネット通販特集
でマスターしてみてください。

第1弾として、売上の計上時期について見てみましょう。
売上ってお客さんから入金があったときだろう!とおっしゃる方、税務署が
大喜びですよ。売上の計上時期は原則として次の時点で行います。
  ⇒ ”棚卸資産の引渡しががあった日” 
非常に大切なので覚えておいてください。

では、引渡しがあった日とは、具体的にいうとどんな時でしょう?
たとえば、@商品を出荷した日
       A相手方が検収した日
       B相手方において使用収益ができることとなった日
などです。さらにその販売内容等に応じて合理的なものを毎年継続して行
っていることが大切です。ネット取引だと、”商品を発送した日”というのが
基本になってくると思います。会社に応じて、代引きで商品をお客さんが
受け取った日にしている、というのも認められます。大切なことは、
上記の中から自社で決めた売上計上の基準を守り、毎年それに従って
漏れなく計上していくということです。損益計算書の中で一番大きい数字って
何ですか?そこの漏れって大きいですよ。税務署員が笑顔で狙ってます。

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