◆届出書・添付書類・・・ 現金より価値ある一枚(かも)
(07/07/19)
先日、「某上場企業が不動産の売却益を繰り延べるための申請書類を
提出期限までに提出しなかったため、30億円近い追徴税額をうける
こととなった」なんていう記事が出てました。
そんな特例的な措置を受けるための書類は当社に関係ない、とか
会計事務所に全部任せているから問題ない(ある意味納得ですが・・)とか
全く他人事として受け止めるのはどうかと思います。

たとえば、「会計事務所の担当者が替わった」、「申告書類の提出を社内で
行うこととした」などのように、日常起こりうる出来事の向こうに大きな
リスクが潜んでいるものです。

そこで、中小企業の社長さんに最低限知っておいていただきたい
税務上の届出書類には次のようなものがあります。
  @、消費税の「簡易課税選択届出書」「簡易課税選択不適用届出書」
         ・・・ 消費税の簡易課税を適用してます、もしくは適用を
             やめました、という書類です。会計事務所側がよかれと
             思って出していても、その年度ごとに有利不利が変わる
             うえ、多額の消費税を支払う場合(マンション建てる
             等)には納税額が大きく変わってきます。

  A、「青色申告承認申請書」
         ・・・ 青色申告は当然!と思っていただいて結構なのですが、
             とくに会社を立ち上げる、別会社を作るなどの場合には
             提出期限までにこの書類を出さないと損することが
             多々あります。

  B、消費税の「課税事業者選択届出書」「課税事業者選択不適用届出書」
         ・・・ 資本金が1000万円未満の新しい法人を設立したら
             1期目、2期目は消費税を納めなくていい!という規定
            があります。が、逆にこの期間は消費税の還付を受ける
            ことができません。たとえば、1期目、2期目にあまり
            売上がたつ見込がないけど、設備投資をどーんと
            やるような場合には、消費税の申告をしたほうが還付を
            受けられることがあります。

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