◆危険満載。外国がからんだ税金の基礎A(個人編)
(07/08/06)
 個人で問題になるのは、「その人は居住者か、非居住者かという問題」
です。厳密に言うとそのほかにも「永住者」という区分があるんですが、
今回は、「居住者」と「非居住者」の違いについて説明します。

まず、「居住者」とは、「国内に住所を有し又は現在まで引き続いて1年以上
               居所を有している者」  
 と定義されています。
また、居住者は全世界の所得に対して日本の所得税法で課税されます。

一方、「非居住者」とは、「居住者以外の個人」と定義されています。
たとえば、一年以上海外勤務している日本人とか、逆に日本に住所が
ない外国人も該当します。
この場合、非居住者には原則として「国内で生み出された所得=国内
源泉所得」に対してだけ日本の所得税が課税されます。ですので、
非居住者が外国で生み出した所得については日本の税金がかかりません。
たとえばずーっと海外勤務している日本人が日本の本社から給料を
もらった場合には、日本の所得税はかかりません。現地で申告して納税
します。

このように、厳密に区分しだすと本が一冊書けてしまいます。また、
実際に、その人は「居住者」なのか「非居住者」なのかについて税務署と
もめて裁判になる事例もよく新聞で見かけますね。
そこで、こんな場合に問題が出てくるので要注意!!という事例を次回
あげてみますので、実際にそういうケースがあったら問題になるんじゃ
ないかと思い出すチカラを養っていきましょう。

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