◆老年者控除の廃止と寡婦控除
(2006/02/24)

平成17年分の所得税改正点の一つに『老年者控除』の廃止があります。


年齢65才以上で合計所得金額が1,000万円以下の方は、50万円の所得控除が受けられるというものでした。


65才以上の方は老年者控除はなくなりますが、寡婦(夫)で一定の要件に該当すれば『寡婦()控除』がうけられることになります。


それまで『寡婦()控除』の規定には、“老年者に該当しない者を除く”という文言がありましたが、この文言が削除されました。

 

下記の手順で、寡婦(夫)控除が受けられるかどうか確認してみます。

@      死別若しくは離婚後婚姻していない、又は夫の生死が不明


      本人の合計所得金額が500万円以下

      扶養親族である子を有している


    →両方を満たせば、35万円の寡婦控除


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A      死別若しくは離婚後婚姻していない、又は夫の生死が不明


      扶養親族又は総所得金額38万円以下の生計を一にする子を有している(※)

      (本人の所得金額要件はありません)


    →27万円の寡婦控除


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B      死別後婚姻していない又は夫の生死が不明


      本人の合計所得金額が500万円以下

      (扶養親族等の要件はありません)


    →27万円の寡婦控除

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C      死別若しくは離婚後婚姻していない、又は妻の生死が不明


      本人の合計所得金額が500万円以下

      総所得金額が38万円以下の生計を一にする子を有している(※)


  →27万円の寡夫控除


(※)他の者の控除対象配偶者又は扶養親族とされていない者に限られる。

 

65才以上の方、50万円の老年者控除は無くなりましたが寡婦(夫)控除が受けられるかもしれない、という点チェックです。


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