大きな声では言えないけれど・・・
「家の父親が死んだら税金かかるのかな?」
D相続税の申告準備と納税期限
     

相続税の申告書提出期限は、死亡した日の翌日から10ヶ月以内となっていますが、
申告書が1日で作成できるわけではありません。

あっという間の10ヶ月です。

 

●遺産のあらいだし

死亡した人が、土地や建物の不動産をどのように所有していたかは家族も
把握していると思いますが、
銀行の預金、証券会社での株の取引、生命保険の契約 など、
すべてを解明するにはとても時間と手間がかかります。

また、借金や公租公課の未払も処理しなければなりません。

どのような遺産があるか次回詳しく説明します。

 

●遺産分割協議書の作成

遺産のあらいだしと同時に、
それらをどのように相続人に配分するかを協議しなければなりません。
財産を分けると同時に、債務の負担者も決めます。

遺言書どおり全ての遺産が争いなく分割されればよいですが、
それ以外の場合には「遺産分割協議書」という書類を作成します。

 

●預金の名義書換、不動産の相続登記

遺言書や遺産分割協議書をもとに、預金、有価証券の名義書換や
不動産の名義変更登記を行います。

死亡した人の預金や有価証券は、相続による名義を変更するまで、
引出しや解約をすることができません。もちろん不動産も自由に処分はできません。

 

預金や有価証券の名義書換は、各金融機関等で定められた書式に、
相続人全員の押印が必要なこともありますので、
早目に書類の取寄せを行うとよいでしょう。

 

不動産の名義書換は、登記所で「相続登記」をすることになります。

難しいかなと思われる方は司法書士に依頼すると良いでしょう。

 


●準確定申告

商売や不動産賃貸を行っている人が死亡した場合には、
「準確定申告」の手続きも必要です。
11日から死亡した日までの「所得税の確定申告」を、
死亡した日の翌日から
4ヶ月以内に、死亡した人の納税地を所轄する税務署に提出します。